News Release
報道関係者各位
アンケート調査
2020年 12月 4日
ソースネクスト株式会社
難聴者の8割以上がマスク着用により会話がしづらくなったと回答
【 難聴者および同居人に難聴者がいる介護者に対するアンケート調査 】
ソースネクスト株式会社(本社:東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター33階 代表取締役社長:松田 憲幸)は、
12月4日(金)に、AIボイス筆談機「タブレットmimi(ミミ)TM」を発売いたしました。本製品は、話した言葉をスピーディに文字化するIoTデバイスです。発売の前に、難聴者および同居人に難聴者がいる家族を対象に調査を実施いたしましたので、その結果をお知らせいたします。
【 調査サマリー 】 < 難聴者向けアンケート調査 > ・難聴者の82.5%がマスク着用の日常化により会話がしづらくなったと回答 ・難聴者と家族や友人など身近な人との普段のコミュニケーション方法は大声で話してもらう(65.9%)という回答に次いで、耳が遠いので(そもそも)あまり会話をしない(30.6%)という回答も ・難聴者が難聴により最も不便を感じる事は複数人との会話でついていけない(46.8%)、次いでテレビの音が聞き取れない(45.6%)、家族との会話(42.1%)という結果に ・48.9%の方が、耳が遠くなる前後で人と会話することが減ったと回答 ・43.3%の方が、耳が遠くなる前後で人(複数)と交流する時間が減ったと回答 ・補聴器使用者の70.4%が補聴器を使っていても生活に不便さを感じると回答
< 同居人に耳の遠いご家族がいる方向けのアンケート調査 > ・耳の遠いご家族とコミュニケーションする上で最も大変なことは、大声を出さなければいけないので大変(62.5%)、次いでちょっとした会話でもコミュニケーションに時間がかかる(35.7%)、大声を出さなければいけないので人目が気になる(32.5%)という結果に ・難聴者同様その家族も、73.3%がマスク着用の日常化により会話がしづらくなったと回答 |
【 難聴者向けアンケート調査結果 】
■マスク着用の影響
マスク着用が日常化したことにより「非常に会話がしづらくなったと感じる」と回答した方が32.1%、「まあまあ会話がしづらくなったと感じる」と回答した方が50.4%となりました。8割以上の方が新しい生活様式で会話がしづらくなったと感じていることが分かりました。
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■普段のコミュニケーション方法
難聴者とその家族や友人など身近な人との普段のコミュニケーション方法を尋ねたところ、最も多かったのが「大声で話してもらう」(65.9%)、次いで「耳が遠いのであまり会話しない」(30.6%)という結果になりました。
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■難聴により不便を感じること
耳が遠いことでどのような時に特に不便を感じるかを尋ねたところ、最も多かったのが「複数人との会話でついていけない」(46.8%)、次いで「テレビの音が聞き取れない」(45.6%)、「家族との会話」(42.1%)という結果になりました。
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■耳が遠くなる前後の変化
< 人との会話について > 人と会話することが減りましたか?という質問に対し、「かなりあてはまる」(13.5%)、「ややあてはまる」(35.3%)となり、5割近くの方が会話することが減ったと回答されました。 |
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< 人との交流について > 人(複数)と交流する時間は減りましたか?という質問に対し、「かなりあてはまる」(13.1%)、「ややあてはまる」 (30.2%)となり、4割以上の方が人と交流する時間が減ったと回答されました。 |
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■補聴器の使用率と満足度
< 使用率 > 現在補聴器を使用していますか?という質問に対して「使用している」(53.6%)、「使用していない」(46.4%)となり、約半数の方が補聴器を使用していることが分かりました。 |
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< 満足度 > 補聴器を使用している方に、使用中の様子に近いものを選んでいただいたところ、「聞こえづらいことがあり時々生活に不便さを感じる」(61.5%)、「常に聞こえづらいので生活に大変不便さを感じる」(8.9%)となり、7割以上の方が補聴器を使っていても生活に不便さを感じていることが分かりました。 |
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【 同居人に耳の遠いご家族がいる方向けのアンケート調査結果 】
■難聴のご家族とのコミュニケーションで大変なこと
耳の遠いご家族とコミュニケーションする上で大変なことは、大声を出さなければいけないので大変(62.5%)、次いでちょっとした会話でもコミュニケーションに時間がかかる(35.7%)、大声を出さなければいけないので人目が気になる(32.5%)という結果になりました。介護者もさまざまなシーンで大変さを感じていることが分かりました。
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■マスク着用の影響
難聴者の家族にもマスク着用の影響を聞いたところ、マスク着用が日常化したことにより「非常に会話がしづらくなったと感じる」(21.4%)、「まあまあ会話がしづらくなったと感じる」(51.9%)となりました。難聴者同様、新しい生活様式がコミュニケーションに影響を与えていることが分かりました。 |
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■総評
難聴者とその家族、共に、マスク着用の日常化がコミュニケーションに影響を与えていることが分かりました。また、難聴者自身にとって、耳が遠いことは生活が不便になるだけでなく、人との会話や交流自体が減るきっかけになり得ることも分かりました。一方で難聴者と同居する家族も、大声での会話などに大変さを感じており、両者ともに日常のコミュニケーションに不便さを感じていると同時に、補聴器だけではこれを解消できていない可能性があることが分かりました。
超高齢社会の日本では、加齢性難聴の方は今後さらに増加が予想されます。
弊社は、今後も「製品を通じて世界中の人々に喜びと感動を広げる」というミッションの実現に向けて、「mimi」シリーズを始め、社会に貢献できるさまざまな製品の開発に取り組んで参ります。
【 調査概要 】
・難聴者向けアンケート
調査月 |
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2020年10月 |
調査対象者 |
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病院で難聴と診断された方1,000名を対象にアンケートを実施 高齢難聴者かつ難聴程度が中程度・高度・重度の方の回答を集計 |
調査方法 |
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WEBアンケート方式 |
有効回答数 |
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252件 |
・介護者向けアンケート
調査月 |
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2020年10月 |
調査対象 |
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同居人に耳の遠い家族がいらっしゃる方 |
調査方法 |
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WEBアンケート方式 |
有効回答数 |
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1,000件 |
いずれの調査も第三者機関に委託して実施いたしました。
【 「タブレットmimi」とは 】
本日より発売を開始した「タブレットmimi」は、話しかけるだけで、話した言葉をスピーディに文字化するAIボイス筆談機で、耳の遠い方とのスムーズなコミュニケーションを可能にするIoTデバイスです。本製品のボタンは電源ボタンのみ。電源を入れて本製品に向かって話すだけで、自動的に文字化されます。複雑な操作が不要なので、電子機器が苦手な方でも、安心して使えます。卓上に置いても見やすい、8インチのディスプレイを搭載し、大きい画面、大きな文字で、快適な筆談ができます。姉妹品の「ポケトークmimi」は持ち運びに便利ですが、ご家庭や、決まった場所で主に使うなら 「タブレットmimi」がおすすめです。いずれの製品も日本国内で使えるモバイル通信用のeSIMを内蔵し、2年間使い放題です。ケータイやスマホと違い、初期の契約も月額通信料金も不要ですが、2年後にはサービスの延長手続き(有料)が必要です(延長しない場合は、Wi-Fi接続でも使えなくなりますのでご注意ください)。
「タブレットmimi」 ・プレスリリース:http://sourcenext.co.jp/pressrelease_html/JS/2020/2020111001/
「ポケトークmimi」 ・プレスリリース:http://sourcenext.co.jp/pressrelease_html/JS/2020/2020082701/ ・詳細:https://pocketalk.jp/mimi/
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本調査に関する報道関係者のお問い合わせ先
■担当 |
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ソースネクスト株式会社 経営企画室 小原早希・柴田智里・小西由起・後藤唯奈 |
■連絡先 |
: |
TEL 050-5533-4605 FAX 03-6254-5236 MAIL pr@sourcenext.com |
※レビュー用の製品貸出しは随時承っております。必要でしたらご連絡ください。
本件リリースに関する報道関係者のお問い合わせ先
■担当 |
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ソースネクストPR事務局(株式会社イニシャル内) 藤本、菱沼、佐藤、山田、乗鞍 |
■連絡先 |
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TEL 03-5572-7305 FAX03-5572-6065 MAIL sourcenextPR@vectorinc.co.jp |
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